デジタル通貨、仮想通貨、という言葉を以前よりもよく聞くようになりました。新しい資産運用の選択肢として仮想通貨に興味を持ち始める人も増えています。
基本的なやり方は仮想通貨も株も似ているところがたくさんあるけど、仮想通貨投資を始めるときにはちょっと注意が必要にゃん♪
【仮想通貨投資と株式投資】基本は一緒
安く買って高く売る、これが投資で利益を出すための、一番シンプルでわかりやすい方法です。仮想通貨も株も「買いたい人と売りたい人」=「需要と供給」によってその価格が決まります。
うまく売買ができて利益が出ることもあれば、失敗して資産価値が減ってしまうこともあります。
興味はあるけど仮想通貨がよくわからないから、やっぱりハードルが高いかなあ
何もわからないまま始めるのは良くないにゃん♪少しづつ知識と経験を増やしていことがリスクを減らせるにゃん♪
仮想通貨のメリット・デメリット
仮想通貨には株や他の投資商品にはないメリットもあれば、もちろんデメリットもあるにゃん♪
メリット① 24時間365日利用できる
仮想通貨投資の大きなメリットの一つは、仮想通貨は金融機関の営業時間等に左右されないため、株や投資信託の取引とは違い24時間365日世界のどこにいても、ネット環境さえ整えば利用できるというのが大きなメリットです。
また、小数単位での取引が可能なので、意外に少額から手軽に始められることもメリットのひとつ。平日は忙しくてなかなか時間が取れない、という方でも夜の時間や土日祝日に取引ができます。
ライフスタイルに合わせて、自由に投資ができるのが魅力だにゃん♪
メリット② 金融機関を通さないから手数料が安い
仮想通貨は金融機関を通さずに送金・決済ができるから、手数料も安いのも強みのひとつです。世界共通の通貨なので、海外送金をする方にはとても大きなメリットになります。
通常、海外送金にはSWIFT(国際銀行間金融通信協会)のシステムを通して、送金銀行と受取銀行の間に複数の中継銀行が入ります。当然送金にかかる手数料は高くなり、着金までの時間も長く、数日はかかるのが普通です。
仮想通貨はインターネット上での取引のため、例えばビットコインの場合、標準的には約10分ほどで送金が完了します(その場ですぐに送れるわけではありません)。
手数料も、仮想通貨取引所によっては無料なところもあります(マイナーに対する報酬として別途手数料は必要)。投資目的ではなく、単身赴任や海外留学等で家族が海外にいる場合にhがとても便利なツール・システムと言えます。
仮想通貨は世界共通なので、世界中どの国でも同じ通貨単位で利用ができ、レートを気にせずに買い物にも使えるというのも大きなメリットです。
投資だけじゃなく、いろんな便利な使い方があるのね♪
デメリット①ネットワークやシステム上のトラブルに弱い
仮想通貨は形のないデジタル通貨であり、オンライン・インターネット上でしかやり取りができません。ですから、パソコンやスマホが故障してしまったり、インターネットに不具合が起きてしまうと利用できなくなってしまいます。仮想通貨投資で売り時や買い時に、オンライン上のトラブルがあると、タイミングのずれで損を出す可能性もあります。
ネットワーク上のトラブルを避けるために、信頼できる仮想通貨取引所を利用することは絶対にゃん♪
デメリット② 価格変動が大きくハイリスクハイリターン
仮想通貨の価格変動は、株式や投資信託などの金融商品と比べると、かなり大きいのが現状です。株式市場の平均リターンはおよそ年率10%ですが、この10年のビットコインは年率230%とも言われています。
こういった大きなリターンを狙って、仮想通貨投資を始める投資家もいますが、基本的に投資商品はリターンの幅が大きければリスクの幅も大きくなります。無謀な仮想通貨投資、特に短期の取引は、投資というよりギャンブルに近いと言えます。
230%!倍以上になっちゃうなんてすごいね〜
確かにすごいんだけど、リターンが大きいってことはリスクも大きいってことは絶対忘れちゃダメにゃん♪
デメリット・仮想通貨の利益は税金が高くなりやすい
株式や投資信託の売買で利益が出た場合に比べて、ビットコインなどの仮想通貨で出た利益にはほとんどの場合、高い税率がかかります。株式や投資信託の場合は所得税率は譲渡所得の15・315%の固定ですが、仮想通貨の場合は【雑所得】扱いのため、他の所得と合計した後【超過累進課税】となります。
また住民税は、株の譲渡所得が5%に対し雑所得は10%。超過累進課税の場合、所得が大きくなるにつれて税率が上がりますので、一般的に仮想通貨の取引で得た利益は高い税金がかかることが多くなります。
【仮想通貨】は時代の新ツール!正しい情報を持って使いこなそう♪
まだまだハイリスクハイリターンの【投資商品】というイメージが強い仮想通貨。メリットデメリットはありますが、これからの時代の重要なツールになることが予想されます。
不安定な部分もありますが、最近ではニューヨーク市長がお給料が仮想通貨で受け取っていたりと、世界的にも公的な法整備が進みいずれは身近なデジタルツールになるかもしれません。
大手デジタル系企業では、ポイントを使った仮想通貨投資の擬似体験の提供など、少額から始められる、というメリットを生かしたサービスも増えています。できる範囲で少しづつ、仮想通貨の世界を体験してみることで、これから先のデジタル通貨社会に大きなリターンがあるかもしれません。
正しい知識と経験が、どんな時でも一番の保険になるにゃん♪できるところから始めていこうにゃん♪