楽天ポイント運用と楽天ポイント投資は、どちらも楽天ポイントを使ったサービスですが全く違うサービスです。
何がどう違うのか・どっちを使えばいいのか、よくわからないなあ
楽天ポイント運用とポイント投資は、似ているようで実は大きな違いがあるにゃん♪メリットデメリットを理解して、上手に利用しようにゃん♪
楽天ポイント運用と楽天ポイント投資の違い
楽天ポイント運用は、楽天ポイントを使って100P単位で始められる【楽天ポイントクラブ】のサービスの1つです。
始める手順は
①運用に使用する楽天ポイント数を決める
②2つの運用コースのどちらかを選ぶ
の2stepで、難しい設定や登録はいっさいありません。選べる2つの運用コースにはアクティブコースとバランスコースがありますが、どちらか選べない場合は両方で運用することも可能です。もアプリで簡単に操作できますので、楽天会員なら本当に『あっ!』という間に始められます。楽天ポイント運用では実際に投資商品を買うわけではありません。
一方楽天ポイント投資は、実際に売買されている金融商品を購入します。楽天会員であっても楽天証券口座の開設が必要です。楽天証券口座を作ったら、ポイント投資設定をした後、利用するポイント数や購入する金融商品を自分で選ぶ、といった手順で投資をすることになります。
簡単にいうと、楽天ポイント運用は楽天ポイントのみを使った投資の擬似体験。運用がうまくいった場合は楽天ポイントとして引き出し利用します。楽天ポイント投資は楽天ポイントを実際の投資資金の一部として使う、擬似体験ではない本当の投資運用だと考えましょう。
全くの投資初心者で証券口座もない、という場合は楽天ポイント運用でチャートの動きを見るところから始めるといいにゃん♪
それぞれのメリット・デメリット
楽天ポイント運用は、楽天会員であればすぐに始められるのがメリットです。しかし、数100ポイントをポイント運用にまわしてみたけど、そのままほったらかし、という話もよく聞きます。
実際に運用に使うポイントの量にもよりますが、数100から数1000ポイントでは運用益が出たとしても僅かなもの。自分で考えたり手続きをしたりすることがほとんどなく、運用益が出たとしても、もらえるのは現金ではなく楽天ポイントです。あくまで擬似体験なので、運用をしている実感があまり感じられないというデメリットがあります。
それに対して楽天ポイント投資は、楽天証券口座を開いたり、ポイント利用設定をしたり、商品を選んだり、と手順が複雑で手間がかかります。普通に考えるとデメリットですが、実際の投資商品を購入する分、自分でしっかり投資情報を調べて知識が身に付きますし、ほったらかしにもなりにくい事はメリットです。
短期の運用がうまくいかったとしても、購入した商品に配当金や株主優待等があれば、通常の投資と同じように受け取れます。そういう意味では、手間をかけた分見返りが期待でき、通常よりも手持ちの現金を減らさずに済むというのは大きなメリットです。
どちらか一方、ではなくどちらもやっていい
勘違いしてる方も多いのですが、楽天ポイント運用とポイント投資はどちらか一方しかできないわけではありません。楽天証券口座がない方なら、まずは楽天ポイント運用をスタートさせ、ポイント運用しながら楽天証券口座を開く手続きをしていくと、効率的です。
楽天ポイント投資を始めたからといって、ポイント運用をやめる必要もないので、両方に楽天ポイントを振り分けて資産形成していくことも可能です。
楽天証券と合わせて楽天銀行口座を開くと、楽天サービスの連携で使い勝手も良いですし【楽天SPU】のポイントアップも狙えます。初めのうちはポイント運用だけの利用でも、将来的には楽天ポイント投資の活用も計画しておくのがおすすめです。
ポイントアップした分は、またポイント運用やポイント投資に回せばいいんだね!
まずはポイント運用、そしてポイント投資
全くの投資初心者だけど、資産運用にまわす余裕資金があるという場合には、まずは楽天ポイント運用から始めてみて、ポイント投資にレベルアップしていくのが理想です。
とてもじゃないけど運用に回せる余裕資金はない!という方でも、今のうちに楽天ポイント運用で投資の擬似体験をして、経験値を積んでおきましょう。
似ているようで全く違う楽天ポイント運用と投資は、両方同時に始めることも可能です。自分の状況に合わせて上手に活用していきましょう。
リスクをおさえる長期分散投資のためにも、早くから運用経験を積んで、少しづつステップアップしていくことが大切にゃん♪