ブリッジ通貨としての役割
ブリッジ通貨とは、国際間の送金に利用される通貨のこと。現状では、国際送金を行うためには一定の時間がかかる上に手数料が高いという大きなデメリットがあります。
当初はリップルをベースに開発が進められていましたが、その後マイニングを必要としない独自のコンセンサスアルゴリズムである Stellar Consensus Protocol(SCP・ステラコンセンサスプロトコル)に移行し、大量取引でも低コストで秒単位の送金が可能という、安価で使えるグローバル決済システムとしての役割が期待されています。
中央集権型の仮想通貨
ステラルーメンは、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨とは大きく異なる一面があります。まず、一般的な仮想通貨は分散型のシステムであり、管理主体が存在しません。特定の管理者が存在しないことが仮想通貨の大きな特徴になっているのですが、ステラルーメンには、ステラ財団という管理主体が存在し中央集権のもとに統括や運営を行っています。
中央集権的なことにはメリットとデメリットがあり、メリットとしては意思決定が早いため、スピーディーに機能性を高めた様々な取り組みができる点です。デメリットとしては、管理主体の動向によって価格が大きく変動してしまうという点があげられます。
歩くことが収入になるM2Eで無料で受け取れる
ステラルーメンは、ステラウォークというスマホアプリを使うと無料で受け取ることができます。ステラウォークは最近注目を集めているM2E(Move to Earn)アプリで、歩くことで歩数に応じたステラルーメンを受け取れます。
スマホにアプリを入れて、歩数計と連携してしまえば、いちいちアプリを立ち上げなくとも歩くことによってジェムという報酬を取得すると、月に一度の申請でジェムをステラルーメンに交換することができます。
ステラルーメンは複数の国内大手仮想通貨取引所で取り扱いがあるため、あらかじめ口座を開設しておけば毎月定期的にステラルーメンを受け取り、法定通貨に換金することも簡単にできます。
他のM2Eで受け取れる仮想通貨は、海外取引所でしか取り扱いがないものも多いため、海外取引所を作るという高いハードルを越えなくても、簡単に日本円に換金できる仮想通貨が初期費用なしで手に入れられるというのは、大きなメリットと言えます。
日頃から運動不足になりがちな人も、歩くことが収入になるなら、運動のきっかけになりますし、歩けば歩くほど利益が増えていくため、より長い時間をかけたウォーキングもポジティブにできます。
仮想通貨がもらえる上に、ダイエットもできちゃうかもってことね
M2Eを利用する際の注意点
一方で、ステラウォークの利用には注意点もあります。M2Eのシステムは、歩行を収入にできるメリットがあるものの、そこから得る利益自体は小さいです。本格的な収入を目指すようなものではないため、あくまで副産物としての収入と考えた方がいいでしょう。
仮想通貨投資で利益を目指す場合は、通貨の値上がり益に期待するのが通常です。ステラルーメンは、機能性の高さから注目が集まっており、将来性を信じるのであれば投資としての利用ができますが、多くの仮想通貨と同様に値動きが激しいため、仮想通貨の知識や経験を積むまでは、まずは無料でもらえる分だけで楽しむという姿勢が大切です。
仮想通貨に限らず、投資は価格が大きく下がっても日々の生活にダメージがない範囲でやろうにゃん♪
ステラルーメンのこれからに期待!
ステラルーメンは、これからのグローバル社会で国際送金の分野での活用が期待される仮想通貨です。現在の時間がかかって手数料も高い国際送金が、ステラルーメンによって解決されれば、デジタル社会を生きる私たちにとって大きなメリットとなります。
もちろん、これから先仮想通貨の活用がどのように動いていくかは誰にもわかりません。正しい情報を常にアップデートしながら、上手に生活に取り入れて経験を積んでいきましょう♪