クリプタクト(cryptact)とGtaxは、どちらも仮想通貨の確定申告をサポートする自動化サービスです。複雑な仮想通貨取引の損益計算を、データに基づいて自動化してくれるとても便利なシステムで、個人の利用だけでなく、税理士や会計士など士業の方や、法人利用もされていてます。
基本的なサービス内容はどちらも同じですが、対応しているサービスや料金プラン、取引のレポート機能などには違いがあります。
どちらの方が良いのか迷ってる人は参考にしてみてにゃん♪
「クリプタクト(cryptact)」と「Gtax」比較
対応している仮想通貨・サービスの数
クリプタクトとGtaxはどちらも対応している仮想通貨・サービスの数が多いのは共通点です。しかし、詳細に比較すると対応数には違いがあります。
まず、取り扱いコインの数は、2023年3月現在クリプタクトが14,470種類なのに対して、Gtaxでは15,000種類を超えています。対応取引所・サービスについては、クリプタクトでは89か所のサービスに対応しているのに対して、Gtaxでは70か所以上と表記されています。
メジャーな仮想通貨や取引所を利用している間はどちらを利用してもあまり違いはありません。しかし、マイナーな仮想通貨やサービスを利用し始めたときには対応していない場合があるので注意が必要です。
料金プランと年間対応取引数
クリプタクトとGtaxは、どちらも無料から始められますが、機能や利用制限の面で優れた有料プランがあります。料金プランによって年間対応取引数や、各種機能に違いがあり、異なる料金プランを用意しているので、比較して自分の使いたい機能や取引数に合わせて、より使いやすいプランを選ぶのが良いでしょう。
無料プランで利用したい場合には、Gtaxなら100件の取引まで対応しているのに対して、クリプタクトでは50件までの対応になっています。
海外取引所の扱いし関しては、取引データを自動で取り込むにはどちらも有料プランを利用する必要があります。この場合にはクリプタクトなら年間19,800円で5,000件の取引に対応しているのに対して、Gtaxでは16,500円で1,000件の取引に対応しています。取引件数と料金のバランスを考えて選ぶと、お得に確定申告対策ができるでしょう。
取引の分析・レポート機能
クリプタクトとGtaxでは確定申告に最低限必要な損益計算ができる点は同じです。しかし、入力した取引データに基づいて分析をしたり、レポートを表示したりする機能は異なっています。クリプタクトではポートフォリオという形で損益だけでなく仮想通貨の保有比率や取引所ごとの取引高や支払手数料を確認することが可能です。Gtaxでは取引結果サマリーを出力すれば詳細な取引の分析結果がわかりますが、クリプタクトならデータを取り込んだ時点でリアルタイムの状況を確認できる点で便利でしょう。
「クリプタクト(cryptact)」と「Gtax」比較・まとめ
クリプタクト(cryptact)とGtaxを比較すると、対応している仮想通貨やサービスや取引のレポート機能に若干の違いがありますが、差が大きいのは料金プランです。確定申告にかかる費用を抑えるためにも、自分に合う料金プランの方を選びましょう。
両方の無料プランを使ってみて、実際の使いやすさを比較するのもおすすめにゃん♪