【初心者向け】【仮想通貨用】ウォレット(wallet)・秘密鍵って何?

※当サイトでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

最新記事
この記事は約5分で読めます。

日本でも仮想通貨を持っている人が増えてきましたが、仮想通貨はその名の通り「仮想」の「通貨」なので、日本円のように、お財布に入れたり銀行に預けたりすることはできません。ウォレットは日本語に訳すと財布という意味ですが、仮想通貨用語では、ネット上に存在する仮想通貨を安全に保管するためのツールのことをいいます。

一般的に、取引所で購入した仮想通貨はそのまま預けておくことが多いと思いますが、個人で保管することもできます。両者の違いは、仮想通貨の入出金に使う【秘密鍵】を仮想通貨取引所で管理してもらうのか、自分で管理するか、という点です。

れいなママ
れいなママ

秘密鍵っていうのがあるんだねー、仮想通貨を自分で管理ってちょっと難しそう?

しろにゃん
しろにゃん

【秘密鍵】というとあまりなじみのない言葉だけど、パスワードとか暗証番号みたいなイメージで大丈夫にゃん♪

【初心者向け】【仮想通貨】【ビットフライヤー】ってどんな取引所?手数料やサービスをやさしく解説♪
【ビットフライヤー(bitflyer)】は、2016年から2021年のビットコインの取引量が...
【初心者向け】【仮想通貨】【コインチェック】ってどんな取引所?手数料やサービスをやさしく解説♪最大年率5%の貸暗号資産サービスって?
【コインチェック】は金融庁登録済の暗号資産交換業者である、コインチェック株式会社が運営する日本国内の...

ウォレットと秘密鍵

ウォレットで保管・秘密鍵で守る

ウォレットは財布のようなものですが、ネット上に仮想通貨をまとめて保管している「場所」があるわけではありません。【仮想通貨のウォレット】といったら専用のアプリやアプリを内蔵している端末を指します。ウォレット自体には仮想通貨を守る機能はなく、インターネット上で仮想通貨を守っているのは、暗号化したデータを元に戻す【秘密鍵】です。

もし万が一暗号化されたデータをもし盗まれたとしても、その秘密鍵がなければ暗号化したデータを元に戻せません。仮想通貨を安全に取引するためには、この【秘密鍵】の管理がとても重要です。

もし、仮想通貨取引所に預けておく場合は取引所が秘密鍵を管理します。自分の資産なのだから自分で管理したい、という場合は自分で秘密鍵を管理することになります。

ウォレットの種類

仮想通貨の保有・取引には【秘密鍵】が必要で、この秘密鍵を誰がどうやって保管するかによって、使うウォレットの種類が変わってきます。

ウォレットには以下の5種類があり、それぞれ異なる特徴があります。
①ハードウェアウォレット
②ペーパーウォレット
③モバイルウォレット
④デスクトップウォレット
⑤ウェブウォレット

ウォレットはオンラインか、オフラインかによって大きく2つに分類されます。ネットワークから遮断して保管するウォレットは【コールドウォレット】と呼ばれ、
①のハードウェアウォレット、②のペーパーウォレットが含まれます。

オフラインのコールドウォレットに対し、ネットワークに接続した状態で保管するウォレットを【ホットウォレット】と呼びます。③のモバイルウォレット、④のデスクトップウォレット、最後に⑤ウェブウォレットが含まれます。

ホットウォレットはネットワークに接続しているため、いつでもアクセスできるという利便性の高さがメリットになっています。一方、コールドウォレットはネットワークから離してあるため、ハッキングの心配がないことで安全性が高いというメリットがあります。

各ウォレットの特徴

それぞれのウォレットには以下の特徴があります。
①ハードウェアウォレット
外付けHDDやUSBメモリのような、端末を使って管理するウォレットです。安全性が高く、USBメモリなら持ち運びが容易というメリットがあります。安全性を重視したい時に適しています。なお、USBメモリは通常1~2万円で購入できます。

②ペーパーウォレット
秘密鍵を紙で管理します。紙に直接秘密鍵の番号を書いたり、QRコード化したりする方法があります。ハードウェアウォレット同様ネットワークから切り離しているためにハッキングの心配がなく、保管も簡単です。ただ、紙という性質上、汚れたり破けたりする心配が付いて回ります。秘密鍵の内容が常に鮮明に保てるよう、ファイリングには注意が必要です。

③モバイルウォレット
スマホやタブレットに専用のアプリをインストールして管理します。常に携帯するスマホで利用するため、時間や場所を選ばず、いつでも入出金が可能です。

④デスクトップウォレット
ソフトウェアをパソコンにインストールし、サーバーではなく利用者のパソコンで管理します。ソフトの機能が高性能で管理しやすいため、一番利用されているツールです。ただ、持ち運びしにくいことや、パソコンが故障すると使えなくなるというデメリットがあります。

⑤ウェブウォレット
その名の通り、ウェブ上で管理するタイプです。主に、仮想通貨取引所のウォレットが利用されています。IDやパスワードによって、色々な端末から利用できるため、利便性の高さがメリットと言えます。ただし、取引所へのハッキングに対しての対応は取引所まかせというデメリットもあります。

ウォレットと秘密鍵を理解して管理しよう

仮想通貨の保有とウォレット・秘密鍵は切っても切れない重要な関係です。仮想通貨のセキュリティに秘密鍵の管理が最も大切です。5種類のウォレットにはそれぞれメリット・デメリットがあります。万が一のトラブルでまとめて資産を失うリスクを減らすために、複数のウォレットに分散しておくことも有効です。

れいなママ
れいなママ

確かに、いくつかに分けておけば、何かあった時の保険になるね!

しろにゃん
しろにゃん

大まかな仕組みを理解して、目的にあったウォレットを選ぼうにゃん♪

タイトルとURLをコピーしました